部屋.jpg 地下鉄.jpg 街.jpg

光冨幾耶 mitsutomi ikuya
詩から光りを求めて

お知らせ

2021/07/01

ホームページを正式オープンしました。

2021/05/03

ホームページをリニューアル中です。試験的に公開します。(プレオープン)

思い出の写真

撮影・光富由美子

昔飼っていたペットのさくら

横浜・日本丸

夜の横浜・観覧車

ある春の日・さくら

プロフィール

詩に触れていると魂に触れているような気がする

1967年2月13日山口県生まれ神奈川で育つ。
光冨郁也名義「サイレント・ブルー」(土曜美術社出版販売)
第33回横浜詩人会賞。
第5詩集「惑星」(オオカミ編集室)を2021年に発行。
日本現代詩人会、横浜詩人会のHPの運営・更新担当。
文芸誌「オオカミ」(オオカミ編集室)編集発行人。
現在、2021年1月から神奈川新聞の文化時評・現代詩を毎月第1木曜日に担当。
日本現代詩人会、日本詩人クラブ、横浜詩人会各会員。

詩作品

光冨幾耶詩集「惑星」(オオカミ編集室)、表紙画:志久浩介


 
わたくしの果てには     光冨幾耶   
(宿業と問われてもわたしにはこたえることができない
 
壊れていく
わたくしたちのその先に
光には
手がとどきそうでとどかない 
そこまで来ているというのに
 
ねむい 気持ちがわるいほどにねむい
鬼火に四方をかこまれ
ただ天の光にむかい
その果てにはなにがあるというのか
 
繭になりねむる
ねむい気持ちがわるいほどにねむい
 
遠くで棘のある
蜘蛛が音もなく集っている
しずかな光をさがす
魂が内からあおく燃えて
その先から燃えては消えていく
 
雨が燃え尽きた灰にふりそそぎ
ただひたすらあやめつづけるものたちへ
頭をかちわったもののために灯火をかかげ
腕を食いちぎった獣のために
のど笛から血をあたえ
手足をうしなった虫のために 
内臓を捧げるかのように取られ
血しぶきが足りないと 罵られる
指を一本一本
その口に差し出し
最後に 己の頭をかみ砕かれる 
その音を聴く
 
ひとつの生が終わり
また繭にもどり
幾千年のときを待つ
 
果てには
互いを食い尽すために
地上に這い出る
ひとの頭をもつ虫たちの群れ
 
焔がとびかう
ひとつの隕石が地上に落ち
わたくしというひとつの輪廻が消滅する
 
神仏の衣がそびえてみえる
金色の袖から 
手が差し出されて見える
仏の目という惑星
 
わたくしの果てには
菩薩の幻影か 
小惑星の落下か
 
(わたしに宿業かと問われても 答えるすべはもはやない
 
ねむい 気持ちがわるいほどにねむい


 
光冨幾耶詩集「惑星」収録

インフォメーション

2021/10/7

神奈川新聞 文化時評・現代詩「心の痛みを等しく共有」2021.10.7掲載。

佐々有爾、中村吾郎、齋藤央、井嶋りゅう、佐相憲一各氏の詩を紹介しました。

2021/10/16

オオカミ38号印刷版発行しました

オオカミ38号印刷版発行。

執筆・参加者(掲載順・敬称略)
坂井信夫 岡田ユアン 日野零 森雪拾 冨田民人 関中子 梅津弘子 宮坂新 佐々有爾 
あたるしましょうご中島省吾 荻悦子 石川厚志 登り山泰至 芝田陽治 佐相憲一 平川綾真智 長尾雅樹 光冨幾耶 福士文浩 嵩文彦
表紙画:志久浩介
お手伝い:小桜ゆみこ
編集発行:オオカミ編集室・光冨幾耶

Amazon販売ページへ

2021/09/014

オオカミ38号Kindle版発売しました

オオカミ38号Kindle版発売中。印刷版印刷中です。

執筆・参加者(掲載順・敬称略)
坂井信夫 岡田ユアン 日野零 森雪拾 冨田民人 関中子 梅津弘子 宮坂新 佐々有爾 
あたるしましょうご中島省吾 荻悦子 石川厚志 登り山泰至 芝田陽治 佐相憲一 平川綾真智 長尾雅樹 光冨幾耶 福士文浩 嵩文彦
表紙画:志久浩介
お手伝い:小桜ゆみこ
編集発行:オオカミ編集室・光冨幾耶

Amazon販売ページへ

2021/09/02

神奈川新聞 文化時評・現代詩「掛詞や擬音語で柔らかく」2021.9.2掲載

関中子、山口真喜、原田もも代、井上摩耶、中村不二夫各氏の詩作品・評論を紹介しました。

2021/09/01

詩と思想9月号に作品を掲載

2021/08/05

神奈川新聞 文化時評・現代詩「匂いでたどる歴史」2021.8.5掲載

若林克典、篠原あや、植木肖太郎、紗界夜、永井瀬月、ささみ雪見各氏の詩作品を紹介しました。

2021/07/01

神奈川新聞 文化時評・現代詩「1人でも楽しめるのは」2021.7.1掲載

西村富枝、森下久枝、疋田澄、矢野俊彦各氏の詩作品を紹介しました。

2021/06/6

オオカミアンソロジー2020発行しました。

オオカミアンソロジー2020に自作品掲載しました。

2021/06/03

神奈川新聞 文化時評・現代詩「孤独の魂の厳しさ」2021.6.3掲載

颯木あやこ、下川敬明、田村雅之、うめだけんさく、三浦志郎各氏の詩作品を紹介しました。

2021/05/13

神奈川新聞 文化時評・現代詩「どこか遠くからの視点」2021.5.13掲載

野木京子、鈴木正枝、草野理恵子各氏の詩作品を紹介しました。

2021/04/01

神奈川新聞 文化時評・現代詩「具象的比喩による寓話」2021.4.1掲載

佐川亜紀、渡辺みえこ、濱田美枝子各氏の詩作品を紹介しました。

2021/03/6

文芸誌「オオカミ」37号発行しました

自作品掲載しました。

2021/03/04

神奈川新聞 文化時評・現代詩「平行する「関係」と「謎」」2021.3.4掲載

坂井信夫、長田典子、村野美優、小川三郎各氏の詩作品を紹介しました。

2021/02/04

神奈川新聞 文化時評・現代詩「今に通ずる生きづらさ」2021.2.4掲載

舟方一、いだ・むつつぎ、荒船健次、福田美鈴各氏の詩作品を紹介しました。

2021/01/07

神奈川新聞 文化時評・現代詩「生きるとは走ること」2021.1.7掲載

うめだけんさく、坂多瑩子、金井雄二、黒羽英二各氏の作品を紹介しました。

2021/01/01

詩集「惑星」(オオカミ編集室)発行しました

11編の詩作品。
著者:光冨幾耶
表紙画:志久浩介
デザイン:光富由美子
編集発行:光冨幾耶
アマゾンにて販売中。